第5回空手世界選手権

2013/04/30


2013年4月13日(土)、14日(日)、リトアニア・ビリニュスのSiemens Arena(シーメンス・アレーナ)にて、空手世界選手権が開かれました!

4年に一度の「空手のオリンピック」である本大会でリトアニアが開催地になるのは初めてとのこと。

ご縁があって両日とも観戦に行ってきました!!

 

ソ連時代は多くの格闘技が禁止されていたのにも拘らず、リトアニアでは他のヨーロッパ諸国と比較し空手人口が多く、強い選手が揃っています。バルト3国の中でも出場選手はリトアニアのみでした。(何故リトアニアが…?というところですが、今回は調べきれず割愛します。 そもそもリトアニア人は戦い好き!という意見もありました。)

 

会場は以外にも小さいお子様連れの家族も多くいました。駐車場の車のナンバーからはポーランドなど近隣国、または、クライペダなどからも貸切バスが数台到着していました。

 

生で空手の試合を見るのは初めてでしたが、気迫が肌に伝わってきます。真剣勝負、まさに生きるか死ぬか緊迫感。今この瞬間に精一杯の力を出し切っているせいでしょうか、畳上の選手達は皆さん、不思議な白い光に包まれているように見えました。

 

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こちらは軽量級女子の決勝戦。

 

休憩時間中には、リトアニアの空手協会によるパフォーマンスや空手を習っている大勢の子ども達による型の披露なども行われました。「未来の空手戦士たちの登場!!」というアナウンスと共に畳上に上がる子どもたちの顔はまだあどけないけれど、とっても誇らしげ(^^)。全部で100以上の子どもたちがいましたが、あと10年後にはリトアニア空手界の将来を担うような選手が出てくるのでしょうね。

リトアニアの空手に対するイメージは、メディアでのボキャブラリの使い方からも、哲学重視というよりは、「戦い」というニュアンスがとても強い印象でした。

それでも、互いに礼をする、用語は全て日本語、など、日本文化が色濃いのは変わりありません。

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2日目の休憩時間には日本代表によるバットを割るパフォーマンスと共に、全世界空手道連盟 新極真会 代表 緑 健児さんより、ヨーロッパ空手協会副会長であり、今回の主催国リトアニアでの代表を務めるRomasVitkauskasさんへ日本から掛け軸の贈呈も行われました。観客からは拍手と共に「Aciu! Aciu!」(ありがとう)という声援も。

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日本人選手、リトアニア人選手共に沢山のメダルを獲得した表彰式の様子がこちら。

鳥居の前での表彰式でした!

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女子軽量級の表彰式

 

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女子中量級の表彰式

 

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男子軽量級の表彰式

 

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女子重量級の表彰式

 

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男子中量級の表彰式

 

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男子重量級の表彰式

 

今回は日本もリトアニアも金2つと共に大健闘の大会となりました!さすがホームだけあって、客席からの「リトアニア」コールは嵐のように凄まじかったです!こうやって愛国心が育まれてゆくのね、、としみじみ感じました。

 

日本でも各メディアで本大会の報道がなされていると思いますので、ここではリトアニアのメディアではどう本大会が捉えられていたのか、人々の感想など、地元のメディアからほんの少しPick Upしてみたいと思います。

 

リトアニアの民放の1つ「Lietuvos Rytas」(Lithuanian Morning)では土日共に準決勝戦からテレビ放送をしていました。同局が持っているポータルニュースサイトのスポーツコーナーの4月15日(月)付けの記事がこちら。

http://www.lrytas.lt/-13659267931364978374-m-%C4%8Diuplyt%C4%97-ir-o-procas-pasaulio-kioku%C5%A1in-karat%C4%97-%C4%8Dempionai-l-kubiliui-atiteko-sidabras.htm

金メダルを獲得した選手を中心にビデオ・クリップとショート・インタビューが掲載されています。

 

女子重量級で優勝したMargarita Čiuplytė(マルガリタ・チュプリーテ)選手

「最終的な結果にとても満足しています。何もかもあっという間でした。ある瞬間に「今ここで勝てる」と感じたので、それを実行したのです。」

テレビではマルガリタ選手は非常に落ち着いた様子でインタビューに応じ、これからの予定はという質問には「今はとにかく休みたい。それから考えてゆきたい」とのことでした。

 

男子中量級で優勝したOrestas Proca(オレスタス・プロカ)選手

「本当に大変な戦いでした。1日中戦って二人の最良の選手が決勝に進むことができたのです。大会前にホームのパワーは励みになるかと質問されたことがありますが、今なら、本当に励みになったと言う事ができるでしょう。皆さんのエネルギーを感じましたし、声援も全て耳に届きました。」

同日が息子さんの1歳の誕生日であったということで、このメダルは良い贈り物となった、と笑顔でインタビューに応じていました。

その記事に対して読者が寄せるコメントもご紹介。

「とても印象に残るイベントでした。クライペダからきて大会を観る価値は十分にありました。リトアニア選手よくやった!誇りに思う!」

遠くから観戦に来た方達からの「来て良かった!」コメントはいくつかありました。

 

「試合はすばらしく、選手達に感謝!メダルを取った選手達に心からおめでとう!これから次の大会に向けて若い選手達を育てていきますように。」

 

「マルガリタ選手、良くやった!綺麗なだけじゃなく、すごくカッコいい。」

 

「ドナータス選手が欠場で残念」

 

リトアニア選手達へのお祝いの言葉、喜びの声が多く寄せられていました。これがきっかけとなったのでしょうか、大会より1週間経った日曜日の朝の番組で空手をはじめとするリトアニアの格闘技界について、子ども達が練習に励む様子などを含め、特集されていました。ちなみにリトアニアでは空手のほかに、合気道やテコンドーの道場もちらほらと見かけられます。

バスケットボールと比較すると空手のメディアでの取り上げられ方はまだ小さいものの、今回の世界大会によって空手のファンが増え、これから更に将来に向けて多くの選手達が育成されてゆくことでしょう。

 

第5回空手世界選手権 についての詳しい情報はこちらの新極真空手会のオフィシャルサイトよりご覧頂けます。

http://www.shinkyokushinkai.co.jp/